九華公園

桑名城跡の本丸から二之丸一帯を整備し、1928（昭和3）年に開園した「九華公園」。約7.2ヘクタールの広さがあり、4月は桜、5月はつつじ、6月は花菖蒲が咲く公園として、多くの人に親しまれている。静かな落ち着いた雰囲気の中、のんびりと木々の木漏れ日の中の散策が楽しめるほか、同園は大きな堀が残されているのが特徴で、いくつもの橋を渡りながらの散策を楽しめる。

園内には数々の史跡があり、歴史散策も楽しめる。辰巳櫓（たつみやぐら）跡や神戸櫓（かんべやぐら）跡は小高い場所になっており、園内の堀の様子が分かる。本丸跡には「鎮国守国神社」が祀られ、境内にある「楽翁公百年祭記念宝物館」には、歴代藩主の関係資料が収められていて、5月の金魚まつり開催時に公開されている。

敷地内にある野球場では軟式野球やソフトボールが可能。また、「桑名市民プール」が北側に隣接しており、スポーツを楽しむこともできる。「鎮国守国神社」の南にはブランコや鉄棒といった遊具や広場があるので、小さな子との散策も楽しめる。イベント時に利用される野外ステージもあるなど、さまざまな楽しみ方ができる公園だ。

九華公園
所在地：三重県桑名市吉之丸5-1 
電話番号：0594-21-9932
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